税所(さいしょ)の日記

IQ122(全検査数値)の高機能自閉症”グレーゾーン”の頭の中身。

【旅行記】釧路(市街のみです)

北海道の釧路に行ってきました。

道東には初上陸、と思っていたのですが、行ったことのある帯広もなんと道東に分類されるらしいですね。

え、でもそうすると、道央ってどこになるのでしょうか。

旭川富良野、帯広辺りは道央ってことで良いのではないでしょうか。

 

それはさておき、まずは基本データ。

釧路の人口は約16万5千人。

道東の拠点都市とされるには予想より少ない印象です。やはり北海道自体が人口少ないですからね。1200万の九州(沖縄を除く)に対して北海道は半分以下の500万。

拠点都市といっても、これくらいの人口です。

 

そして、地方都市にもれなく釧路の人口は減少している。

さらには、”道東”の同じく拠点都市である帯広と比較した場合、減少率は釧路の方が大きい。さらに、帯広に人口を奪われている。

北海道といえば、札幌の一極集中、札幌への人口流出というイメージですが、絶対数は大きくないながらも、釧路から帯広への流出というルートもあるそうです。

そして、2020年末にはついに、帯広の人口16万5670人が釧路の人口16万5667人を非常な僅差(3人!)で抜いてしまいました。

これで、道内人口ランキングは、札幌、旭川、函館、苫小牧、帯広、釧路の順になり、釧路は人口第6位に転落することに。

釧路は水産、石炭、紙パルプの街。斜陽産業である石炭を抱えている点が影響している。

また紙パルプについても、地元の大きな雇用の受け皿である日本製紙が釧路工場から撤退予定らしく、数百人規模の配置転換が想定されるので、人口には逆風が続く。

水産は、水産資源の枯渇が影響なんでしょうか。

さて、僕の搭乗したJAL543便は羽田12:45発。

右の窓側席に座ったところ、眼下というか窓を覗き込んだ真下に仙台空港三陸リアス式海岸が判別できた後、やや進路を右よりにとって太平洋に出て釧路を目指す。

ちなみに、アナウンスで、機体左側に蔵王が良く見えると案内があったが、右手窓側に座っていたので確認できなかった。

釧路空港(たんちょう釧路空港)到着後は、バスで釧路駅前まで約1時間(950円)。

宿泊はコンフォートホテル釧路(税込み朝食付き4410円)。駅から徒歩3分くらいで便利です。空港バスの発着場のすぐ近くです。

ただし、駅前にはホテルが乱立しているので選択肢は多いと思います。

ホテルは、そこそこ新しくてきれい。それ以外はこれ以上特徴を押し殺すことはできないのではないかというくらい特徴のないビジネスホテル。大浴場はなし。一階朝食会場では、午後はコーヒーとレモンフレーバーの水は無料提供。

部屋に荷物を置いて外に出て気づいたのは全体的に霧がかかっている街並み。

釧路は霧の街なんですね。ロンドン、サンフランシスコ、釧路が世界三大霧の街(なわけない!)。

寒くはないものの、強めの涼しさといった感じの気温。

まずはJR釧路駅の確認。駅ビルは4階建ての建物。駅ビルといっても、2階以上は電気もほとんどついておらず、建物自体が老朽化して何に使われているのかよくわからない様子が異様な佇まいを醸していた。

駅ビルの1階に商業施設が数軒(22時閉店のセブンイレブン、弁当・お土産物屋、レストラン)と改札口がある程度。

釧路駅に乗り入れる路線は電化されていないので電車ではなく、ディーゼル車の発着。札幌方面には特急おおぞらが一日数本があるようです。また普通電車は帯広まで。

あとは網走方面に行く釧網線と、根室方面に行く根室本線花咲線

駅から南方向に延びる大きな通りが北大通(ほくだいどおり、と読みそうになるが、きたおおどおり、です)。

10分ほど歩くと幣舞橋(ヌサマイばし)に到着。釧路の観光風景の画像としてよく使われる釧路川にかかる橋がこれ。ヌサマイはアイヌ語が源の名称。

観光名所らしく橋のたもとには観光案内所があったので、パイプ椅子に座って小説を読みふけっているスタッフ(おじいちゃん)に話しかけてみると、橋の向こう岸の小高い丘の上にある生涯学習センター「まなぼっと幣舞」の最上階(10階)が展望台であると教えてくれる。

あと、東日本大震災の際は、釧路川にも津波が押し寄せたことを教えてくれた。

展望台まであがるも、霧のため全く見通せない状況なので、早々に退散し、幣舞橋の反対側に戻り、フィッシャーマンズワーフ施設を覗き、駅方向に戻る。

駅から徒歩5分くらいのところには、和商市場という市場があり、海産物を観光客に売っている様子。海鮮丼などを食べられるレストランもあるほか、「勝手丼」という、市場の店で材料を仕入れて持ち込むと、捌いて調理して、ごはん・味噌汁・小鉢をつけて提供してくれるシステムもあるらしい。

一人旅では外食も億劫になることが多く、結局駅ビルのセブンイレブンで酒とつまみを買ってホテルで食べることにした。

ちなみに、北海道のコンビニと言えばセイコーマート。和商市場にはセイコーマートが併設されていたが、幣舞橋近辺や釧路駅前ではセブンイレブンとローソンが多い印象。

さて、夜は地元の方とお会いする機会あり。いろいろ教えてもらったので備忘録。

釧路駅前は釧路市になるが、その北側に釧路町という自治体もあり。釧路町釧路市に合併したがらない。釧路町にはイオンもあり財政が釧路町の方が潤沢。釧路駅前が衰退をしている一因(地元の人はJRを使わない。住む場所も駅前にこだわらないので、釧路町に住む)。

・釧路から網走の間に自然観光資源が多くあり、釧路はこれら観光の拠点。有名なのは釧路湿原、阿寒湖、動物園等。釧路市だけ見て帰る人は珍しい(そうでしょうね汗)。

・この間たまたま帯広に出張してきたが、帯広駅はきれい。帯広市は音更長、芽室町幕別町という衛星都市的な自治体が周りを取り囲み、都市圏的な発展が進んでいる。

・釧路での名物はスパかつ(スパゲティの上にとんかつがのっている?)。またそば。東屋が良い。のれん分けしているので市内にいくつかある。和商市場の勝手丼は完全に観光客向けであり、すぐに3~4千円になるので要注意。普通に海鮮丼などを食べることで良い。コンフォートホテル前にある居酒屋酒楽のランチ500円も地元の人には人気。

・幣舞橋もコロナ禍前のインバウンド観光ブームの際は外国人観光客でごった返していた(想像がつかない)。

霧の街というのが今回、一番の発見だった。まあ、釧路湿原が有名なくらいですから。

晴天になるのはむしろ冬の時期のよう。カラッと晴れた大地、とはまた別のイメージの北海道があることに気づかされた旅でした。